冬の困り者である手荒れ。家事や自転車に乗るとき気づけばカサカサになっていたりして、特に女性は悩んでいる人も多いと聞く。
そういう時、ハンドクリームを塗るのが、常識になっている。昔手荒れに困っている友達がいて、四六時中ハンドクリームを塗っていた。あまりにも手をこすっていたので、ひそかに「ハエみたいだな」と心の中で思っていた。
このハンドクリーム、顔に塗る美容クリームとどう違うのだろう。高級美容クリームはかなり保湿力も高い。でもハンドクリームと美容クリームは下手したら10倍も20倍も値段が違う。
ハンドクリームってかなりの保湿力だし、手荒れの修復力がハンパない。美容クリームとどう違うのか?もしかして塗ってもいいものかも知れない。CMでたしか二ベアの青缶を子供の顔に塗って「親の愛」みたいなのがある。子供は塗っても大人の顔はだめなのか?いろいろ気になるので調べてみた。
ハンドクリーム、ボディクリームフェイスクリームのどれも人間の皮膚に保湿するために塗ってもいいように開発製造されているので、どれを塗ってもいいそうです。明確なルールや法則はなくメーカーが好きなように決めているというのが現状の用です。
ではメーカーの中でどういう線引きで決めているか?
・フェイスクリームは、「低刺激」で「浸透性が高い」「滑らか」「皮脂量をコントロールしやすいもの」や「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などを成分に用いたものがフェイスクリームとしての基準
・ボディクリームは、「尿素」が含まれていることが多い。尿素は皮膚をやわらかくする効能あり。「水分が多めなので、伸びがいい」ものが多い。「オリーブ油」「ココナッツ油」「ホホバ油」などで保湿が多い。
・ハンドクリームは、「油分」が多く保湿力が高い。一日に何度も手を洗うことが多いのでバリア機能成分が入っていることが多い。3つの中では粘着性が高く伸びはよくない。「グリセリン」「シアバター」などが含まれていたり、香りの高いものが多い。
成分に特徴があるにはあるが、基本どれに何が含まれていてもさほど違和感はない。
実際顔にハンドクリームを塗ってみると、思っていた通り保湿効果が高い。高級クリームと二ベアの青缶は似た成分が含まれておりリーズナブルな美容クリームになる。(実際は、やはり高級クリームのほうが顔用に研究されているので低刺激で顔向きである)
では、デメリットは、顔は皮が薄いので、思った以上に刺激に弱い。成分によっては、油分が多いためニキビができやすい。かゆみがでることもある。
私のように、皮膚が強い(たぶん)人は、少々ハンドクリームを顔に塗っても問題なさそうです。
ただ、注意点としては、「尿素」が入ったハンドクリームは、角質を壊してしまうので肌のバリア機能が低下する。伸びが悪いので、薄く延ばしてぬったほうがいい。にきびなどができやすくなるため。
顔にも塗れるハンドクリーム
1二ベア青缶
2ロクシタン
3ユースキン
4ロコベースリペア
あまったり頂き物のハンドクリームの活用法
・ボディクリーム用・クレンジング用・毛剃り用
などに使えます。毎年ついつい新しいものを買いガチのハンドクリーム、残ったハンドクリームを再利用してみてもいいかもしれません。