みかんが美味しい季節になりました。お歳暮でみかんが箱ごと送られてきて大変うれしいのですが、何個食べればいいのでしょう?
美味しいからといって何個でも食べたらいいわけではない。柑橘類が好きでたべすぎてしまう傾向がある。今考えたら息子もみかん好きで子供のころはいつも「柑皮症」だったと思います。
食べすぎは良くないといわれる原因
みかん栄養素ビタミンCを過剰摂取すると肝臓へ負担がかかる、下痢や頭痛の原因になることがある。子供は下痢をしやすいので、育児書に柑橘類注意(離乳食など)とあった気がする。
糖分過多 みかんには糖分が多く含まれているので、ダイエット中の過多はほどほどにかえって太りやすくなる。小さめのみかん10個で大きめのショートケーキ1個分の糖分とおなじくらいの糖分があるといわれている。
酸蝕歯 酸蝕歯とは、酸によって歯が溶けること。みかんの酸によって歯のエナメル質が溶け、歯が欠けたり しみたりすること。現代人の4人に1人は酸蝕歯といわれているので、そうならないためにも摂取した後は口をゆすいだり水を飲んだりするようにしましょう。
柑皮症 みかんをいっぱい食べた後に起こりやすい「柑皮症」 手足が黄色く変色すること。 柑橘類に含まれるカロテンという色素が、顔を含む全身の皮膚表面および皮下脂肪組織に沈着すること。カロテンは体内に入るとビタミンAに変化する。ビタミンAは暗い場所で視力が衰える夜盲症(とり目)や皮膚乾燥症をふせぐ働きがある。とりすぎると、糖分過多になり肝臓への負担も大きい。
なってしまったら 柑橘類の過剰摂取を制限すること。(野菜ジュースにも注意)
よく似た症状の 黄疸 との違いは、(同じように皮膚が黄色くなるのですが)目の白目部分も黄色く変色するので、すぐにわかる。
食事はバランスが大事です。こればっかり食べるというのはよくありません。
みかんは成人でも1日3個までが適量らしい。
お正月で、みかんを食べることが多いですが、くれぐれも注意。