桜が満開の中、「18きっぷ」で春の大垣城まで
一人旅をしてみました。
朝8:12芦屋駅の新快速 米原行きに乗る。
大阪駅までは席はない。ただ、私と同じように18きっぷを持った若者(大学生)が、5人で名古屋まで行こうとしている。(男2人女3人)
浮かれ気味の男の子、きっと狙っている子がいるに違いない。と想像しながら見ていた。
途中で空いた席に座って本を読む。あっという間に米原についた。
米原で東海道本線大垣行きに乗りかえ。
これが、なかなかの曲者で乗り換えたのはいいけど、私のようなことを考えている人が多いのかホームは年配の方たちでごった返している。
5分後に発車だったので、トイレの時間はない。(時刻を見ていてよかった)
車内は、外人さんがいて、楽しそうに笑っている。年配の人たちは、席を替わってほしそうだけど、外人さんなので、横目でチラチラ見ていた。
大垣行きは、30分ほどで到着するのだが、なかなかゆっくりめのようで遅い気がする。
これが、かの有名な「関が原越え」
ある意味、精神的にも体力的にも疲労する感じがする。
ここが有名な「関が原」か・・・
大垣には予定通り約30分で到着 10:32着
18きっぷなので、駅員さんのいるところへ。
年配の方がたくさん18きっぷを見せて通っていく、人で渋滞していた。
今回の目的地は、「大垣城」ネットによると駅から徒歩7分。
大垣城は、学生のころ少しだけ時代小説にはまっていたことがあって、熱心に読んでいた織田信長、豊臣秀吉のお話に何度も出ていた。すっかり忘れていたけれど、大垣城がテレビに出るたびに何か引っかかっていた。
城下町になるから、さぞかしいろいろあるのかな?と思っていたが、朝11時前なのにほとんどお店もあいておらず、観光地なのにコンビニもなく少し寂しい通りでした。
駅から徒歩7分
大垣城の看板を探しながら歩く。控えめな看板を発見。曲がるとすぐにお城と門が現れた。
小ぶりな感じだけど、姿は白くてきれい。
入ってすぐに桜が咲いてきれいでした。
入館料200円(郷土館の入館料込み)
甲冑の展示や当時のジオラマ、火縄銃などの武器の展示などが見れます。
展望室からの町が見下ろせます。
中は思った以上に、こじんまりしています。
詳しくないので、これくらいがちょうどいい。
お城をでてすぐそばに滝があります。なぜか癒されます。
こんなところに珍しいな・・・と思います。(ほかにもあるのかも知れませんが)
お城の周りは公園になっていて、桜が満開だったせいか、たくさんの人がお花見を楽しんでいました。
桜とお城がなかなかのいい感じです。
少し静かな神社にもおまいりしました。
神社は、気が引き締まります。
せっかくなので郷土館も見学
立派な日本庭園がひろがります。
松尾芭蕉の「奥の細道の結びの地」であることでも有名で、文化と歴史を感じる町でした。
次に予定していたことは、水の都「大垣」で桜満開の水路を船でまわること。
前日お城の後どこに行こうかと調べていたら、出てきたので「これだ!」とお思っていた。当日申し込めばいけるかな?と思っていたが、完売で当日券はなかった。ちゃんと予約してればよかった・・・
水面が透明で透けています。桜がいい演出をしてくれてます。船には乗れなかったけれど、川沿いを散歩しているだけでも気持ちがいいです。
残念でしたが、桜満開の中きれいな景色を楽しめて明日からまたがんばろうという気分になりました。
お昼ごはんは最近人気のある枡カフェ masu cafe に行きたかったのですが、女子高生がいっぱいで案内時間が検討つかないとのこと。ここも残念。
城周辺は開いているお店が少なく、お昼ご飯を食べるところを見つけることは難しいです。
駅なか で ご飯やさんを探そうと思いますが、運悪く 駅なか も工事中ですべて開いておらず、早々帰ろうかと思っていたところ、駅の反対側から今購入しただろうと思うお土産を持った人が現れた。
もしかして駅の向こうには何か商業施設があるのでは?と思い歩いてみると大型スーパー「アクアウォーク大垣」というショッピングモールを見つけた。
早速飲食店を見つけ、遅めの食事を取ることができた。
お土産もこちらで購入できました。
無事、一人旅を満喫することができました。一人だったけど楽しかった。
「次 どこいこ?」 と今から楽しみです。
****追記****
京アニ(京都アニメーション)の映画「声の形」のモデルになった町です。息子に薦められてみていたはずなのですが、真剣に見ていなかった成果、聖地巡礼らしきものはできませんでした。お好きな人は、予習して行かれた方がいいですよ。ちなみに克明に記憶のあった橋は、選挙日だったので選挙ポスターの看板があって写真が撮りにくかった。ここも ツメ が甘かったです・・・・