冬の朝 凍った車のフロントガラスにお湯をかけていい?

冬の朝 凍った車のフロントガラスにお湯をかけていい?

寒い冬、凍結した車のフロントガラスを溶かすのってどうしてますか?早く溶かしたいのになかなか解けない。ワイパー動かしてもうるさいだけで、取れない。早く走りたいのに前が見えない。そういう時どうしてますか?

私は、初めて買った軽自動車に毎朝お湯をかけてました。家族全員がそうしてました。やかんにお湯をいれて、車にかける。お墓にお水をかけるのような感じで・・・

でもあれって本当は、よくないこと知ってますか?

なぜかというと温度差でガラスが割れたり、溶けた水が再び凍りついたりします。ガラスに少しでも小石があたれば割れるように40度程度でガラスが割れることがあります。その上無理やりワイパーを動かすので、ワイパーのゴムの劣化が激しいので、ゴムがすぐに変えないといけなくなる。なので、お湯をかけないほうが言いようです。

北海道では、常識らしいです。では、どうすればいいのか?オートバックスやホームセンターなどに売っている車用の「解氷スプレー」が効果的だそうです。他にも消毒用のアルコールでもいいそうです。あと事前に、フロントガラス用の日焼けカバーを外側にくっつけたり、毛布をフロントガラスにかける。という手段もある。そういえば昔 父が、出かける前にアイドリングをして溶かしていたりしました。時間がかかるので、私みたいに「いらちな人」には向きませんが。

今住んでいる地域では、フロントガラスが凍ることはありませんが、雪は降らないけど、盆地のような凍結しやすい地域(私の故郷のような)では切実な問題です。

 

ついでに豆知識として、冬の道に置いてある塩化カルシウム、道にばらまけば凍結防止になるという便利なあれです。田舎道では常識。道路の端に置いてあります。塩化カルシウムは、凍結前の道に撒くものではないそうです。怖いから先に撒いてしまいたくなりますが、凍結前に撒くと散歩中のペットの足につきます。ぺットは素足で歩いているので、足が痛くなったり、肌がけだれたりするそうです。

凍結、降雪に無関係な町に住むと忘れがちですが、たまにくるすごく寒い日にはいろいろなことに困るので覚えておきたいと思います。