子供が不登校児になる前に親ができること の記事を読んで・・・

子供が不登校児になる前に親ができること の記事を読んで・・・
2019年6月4日

子供が不登校になる前に親ができること

1睡眠と食事を見直す

2担任に相談する

(参照 5/21 インフォシーク ALL ABOUT など)

 

という記事を読んだ。

元不登校児の親として思ったことは、小学生の間のみの

対処法だと思う。

 

中学生になると、思春期になったりするので変に親が先生に相談したら

子供の居場所を追い詰める。

子供も軽く休みたいだけと思っていただけなのに大人が変に

騒ぐと子供が追い詰められてしまうこともある。

思ったより、おおごと になることもある。

 

我が家の子供は、中学生だったので言い出した時点で心は決まっていた。

親や先生がなんと言おうと、「もう行かないものは行かない。

学校に居場所なんてない。学校は辞めた・・・」といった。

自分なりの我慢した後の報告

勉強は?ときくと「塾でもできるし家でもできる」と言った。

学校はいやだけど、勉強の必要性はわかっていたようだ。

 

いつか機会があって戻るだろうと思った。

子供のストレスが緩和されて、環境が変わったら・・・と思っていた。

学校の先生には相談はしなかった。本人も悩んでいたと思う。

 

それに中学校の先生は忙しい。

脱落組に手は差し伸べない。

息子の担任は熱心な人だったので

結構相談に乗ろうとしてくれた。

だけど、結局子供には届かず・・・

周りが気を使えば使うほど

子供は敏感になる。

大人が思うほど思春期の子供は敏感だ。

 

一日休んで登校した子供のように扱ってほしいのに、

先生も喜んで「明日も来てね」という。

毎日来ている子供に明日も来てね。は言わない!!!と思う。

子供はそれだけでも、プレッシャーになる。

よかれと思ったことが裏目に出ることもあるのだ。

 

あるときスクールカウンセラーを紹介された。

学校に行けない子供が

スクールカウンセラーに会いに学校に行けるわけがない。

子供にとっては、それがストレスなのだから。

 

自費でカウンセリングにも連れて行った。

不登校児専用のカウンセラー

心理テストや子供とは仲良くなってくれたが

登校できる状態にはならなかった。

 

 

休みの間、友達が来て、いろいろ話す。

変に学校に行ってるより学校のことは詳しかったりする。

息子は、本当に学校の出来事を知っていた。誰と誰が付き合ったとか、

振られたとか。先生ともめたとか、部活をやめた、とか。

学校に行ってなくても、学校でみてきたような感じである。

それもよくない。

敏感な人間は、変に気を使う。

基本、トラブルを避けたがるので、トラブルになりそうな人間や

心の傷を持っている子には近づかない、

飛び火するのが嫌いなのだ。

行っても途中でストレスになる。

ストレスが、よくない。と思う。

 

「食事や規則正しい生活をするようにする。」とある。

大事なことはわかっている。

昼間 家にいるのだ。体は疲れない。夜はゲームや

通話、SNSに忙しい。だから、起きれないという人もいるが

息子は朝起きる。下に下りてこなくても起きていた。

会話をするし、お昼には学校用に作ったお弁当を食べる。

夜ゲームをしてるけど、朝起きて学校に行く子供も多い。

何とかなるのだ、行くきになれば・・・

 

どうやったら防げたのか・・・・今も答えは、でない。

私は、無理だと思う。あきらめるな、といわれるかもしれないが

子供が納得して必要になるまで待つしかない。

一概に解決策はなかった。

こんな簡単に防げるなら、不登校児なんて増えていないはずだ。

 

不登校児の数だけ原因がある。それに伴い、対処法も一つではない。

増え続ける不登校児・・・・難しい問題だとおもう。